「ハイブリッド・サイフォン排水装置」の実用化に成功。新技術の提案を開始しました。

  • 「ハイブリッド・サイフォン排水装置」は、土砂災害などで発生した「天然ダムの排水用にサイフォン方式の大容量の排水装置を開発すべき。」との国土交通省の提言に基づき開発しました。
  • 2016年3月には、奈良県十津川村の実際の天然ダムで行った実証実験により、国土交通省 次世代社会インフラ用ロボット(災害応急復旧排水部門)認定技術に登録して頂きました。設置・起動が簡単で、燃料消費を大幅に削減しCO2など温室効果ガスの排出も削減する「ハイブリッド・サイフォン排水装置」は、国土交通省の新技術情報提供システム「NETIS」にも登録されています。(地球温暖化防止にも貢献します。)
  • 農林水産省が2019年5月にまとめた全国農業用ため池166,638ヵ所あり、その内63,722 ケ 所「防災重点ため池に選定されました。ため池の決壊を防止するための手法として「低水位管理」「事前放流」が有効として位置付けられており、ハイブリッド・サイフォン排水装置は、その放流作業にご活用いただくため、農林水産省各地方農政局の土地改良技術事務所の「新技術・工法等紹介の機会提供」に登録していただきました。

*1:防災重点ため池=決壊した場合、浸水区域に家屋や公共施設があって、人的被害を与える恐れのあるため池。


過去にはφ100mm水中ポンプで、毎月約18万円もの燃料費を払っていた!

「ハイブリッド・サイフォン」なら
燃料費は、ほぼ0円!
さらに、燃料補給の手間も要りません!

お見積りは無料!!今すぐ、お問い合わせを!!

0585-32-0171(代)

国土交通省 新技術情報提供システム NETIS CB-160016-A 登録!
平成27年度 次世代社会インフラ用ロボット現場検証 「現場条件が適合すれば活用を推薦する」と評価されました。
一般社団法人 農業農村整備情報総合センター 農業農村整備民間技術情報データベース 登録!
農林水産省 東海農政局 土地改良技術事務所 新技術・新工法の紹介 登録!など、各機関にて新技術として注目を集めています!


その現場に「高低差」はありますか?
サイフォンホース延長が10m程度で、釜場水面と吐出口との高低差が1mでも、サイフォン排水が可能! 

  1. 「ハイブリッド・サイフォン」は高低差のある現場(ため池、天然ダム、砂防堰堤など)でサクションホースと各種専用部材 を連結し、サイフォン作用で放流(排水)する装置です。
  2. サイフォン起動時に、サイフォンホース内の空気を吐出し口へ押し出すため、水中ポンプを1分~2分間だけ使用しますが、 サイフォン起動後は、燃料費ゼロ、燃料補給作業も無しでも送水を可能にしました。
  3. φ100mmのサイフォンは重機が入れない現場でも、人が通れるスペースがあれば、全ての部材人力運搬・設置可能です!
  4. 現場条件が良よければ、φ100mmのサイフォンで毎分2m3以上の放流(排水)を実現します。これはφ150mmの水中ポンプの送水能力に匹敵します!
  5. また重機を併用することを前提として大口径φ200mmの装置もご用意しております。
    見積もり、ご相談は無料ですので、是非お問い合わせください!

画期的で、簡単な構造とサイフォン起動方法

ハイブリッド・山辰サイフォンの起動方法

  1. 「水中ポンプ」を使用して「送水ホース」内の空気を吐出し口へ押し出すためにに1分~2分間だけ注水する。
  2. 「送水ホース」が満水で流れるようになったら、水中ポンプを停止すると…
  3. 「サイフォン」機能へと自動的に切り替わる! 画期的な構造と起動方法の「ハイブリッド・サイフォン」を開発しました。

従来のサイフォン装置は、上流側と下流側に「開閉弁」が必要で、配管の最も高い管頂部には「注水孔」が必要でした。

従来のサイフォン起動時には、上下流の開閉弁を開け閉めする危険な人力作業を行う必要がありました。
新技術・山辰サイフォンは、この「開閉弁」も「注水孔」も無くして、いたってシンプルな構造とし危険な作業を無くしました。

ハイブリッド・サイフォンの起動方法は、電源の ON ⇔ OFF だけでOK!

起動方法も、いたってシンプルです。

また…

従来の水中ポンプであれば200vで稼働するφ100㎜、φ150㎜、φ200㎜のサイズの山辰サイフォンは、100vで稼働するφ50㎜ 水中ポンプで起動を可能とするなど、常識破りで、画期的な構造と起動方法は「特許製品・工法」として査定されました。


今までの排水装置に無かった、いくつかの大きな特長として・・・

  1. 起動後は燃料不要!現場のコスト縮減を達成サイフォン起動後は、電気や燃料を使用しません。
    稼働に必要な1日当たりの電気(燃料)代の比較比率:金額ではなく、燃料消費時間の比率は、従来の現場の施工にあたり、水中ポンプを稼働する時間を仮に、10,000時間稼働/1か所とすると、
    ハイブリッド・サイフォンなら、わずか7時間稼働/1か所 で施工することができます。
  2. 地球温暖化防止に貢献! 
    CO2(二酸化炭素)など温室効果ガスの排出が無いので、脱炭素社会の構築、地球温暖化防止に貢献します。
     温室効果ガスの排出量の比率も10, 000⇒7に削減が可能となりました。
  3. 地球資源の枯渇防止に貢献!
    稼働時に燃料を消費しないため、大切な地球資源の枯渇防止に貢献することができます。
  4. さまざまなシーンでの活用が可能です。
    ・工事現場での大小さまざまな水替工。
    ・天然ダムの排水作業。
    ・「ため池の決壊防止」のための、事前放流など、さまざまな状況での活用が可能です。

「ハイブリッド・サイフォン送水装置」は…

ハイブリッド・サイフォンで排砂作業が行えます。
この排砂機能を「ため池の、かいぼり作業」に活用が可能です!

平成24年度 「建設施工と建設機械シンポジウム」で「呼び水・サイフォン」が、PS審査委員特別賞を受賞。


ハイブリッド・サイフォンため池放流利用

老朽化した「ため池」の水を放流したい。。。。。でも、近づける道が無い! 
ポンプや機材が運べない!
安価に排水・放流したいのだが・・・
そんなときには、ハイブリッド・サイフォン送水装置!

ため池の取水施設(たて樋、底樋など)が老朽化し、放流ができない「ため池」は全国各地にあります。事前放流、低水位管理をしようにも、水中ポンプや発電機を運び込む重機が通行できる道も無い、そんな事態が多くあります。
ハイブリッド・サイフォン送水装置(直径100mm版)は、道路が無くても、人が通ることが出来るスペースがあれば、全ての部材を人力で運搬して送水作業を可能としました。水頭差が10mで毎分2.2㎥以上の放流量が確認できました(ひと回り大きなサイズのΦ150㎜の水中ポンプ以上の放流量です。24時間で25mプール8面以上の排水・放流を可能としました(※1)。
大型の水中ポンプ、発電機も使用しないため、安価に排水、放流が可能となりました!
各地のため池での採用実績もございます。

ハイブリッド・サイフォンの特徴

大型の水中ポンプ、発電機が不要!リース料金等を縮減!
専用部材を活用し、全て人力運搬が可能な装置となっています。従来の方法で必要となる、大型の水中ポンプ、大型発電機を使用しないので、リース料金を縮減することが可能です。

全て人力で運搬可能!
5名程度の人員で運搬、設置、撤去が可能です。(現地条件にもよるので、設置・撤去費については別途ご相談)

直径100mmのサイフォン送水装置で、水頭差が10mの場合で 1日あたり4,160m3(25mプール8.8面分の排水、放流が可能!
サイフォンの原理による排水・放流を容易に起動するシステムを備えた送水装置です。(※1)

※1 設置条件(延長、揚程、水頭差など)によって排水量が変動します。
詳細はお問い合わせください。

TEL :0585-32-0171(環境事業部・馬渕)
Mail:yamatatu@yamatatu.com

設置・放流状況

ハイブリッド・サイフォンため排砂装置

ハイブリッド・サイフォン排砂技術は、ため池の「かいぼり」作業 に活用が可能です。

吸水口付近の堆積土を水圧やレーキなどで攪拌することで、水と共に堆積土(腐葉土)を吸収して下流部へ排土します。

ハイブリッド・サイフォン活用事例集

三重県伊賀市のため池での事例

工事名服部川東高倉河道掘削工事
発注者国土交通省近畿地方整備局様
施工会社株式会社仁木総合建設様
  • 三重県伊賀市にある「ため池」では、水位低下を検討する中で、お問い合わせを頂きました。
  • 現場は、大型の重機が進入できない現場でしたので、全ての部材を人力運搬・設置が可能なφ100mmの装置をご提案しました。
  • 小型の不正地運搬車と作業員7名により、ため池の堤体直下までの人力運搬作業に1日、そこからは人力だけで堤体天端まで運搬し、設置作業を約5時間で完了し、その後サイフォンを起動して放流作業を実施しました。
  • ホース延長100m、揚程1m、高低差10mで、サイフォン排水量は毎分2.2m3を計測しました。
    これは、6インチの水中ポンプと同等の能力であり、また、ランニングコストとして50パーセント近いコスト縮減を達成しました!

※ランニングコスト縮減内訳

  • 25KVA発電機リース料金
  • 発電機用軽油料金
  • 燃料の補給作業 
    (もしも水中ポンプで放流するとなっていたら、車両が近付ける道が無いため、燃料を人力で運んで補給しなければならない現場でした。)
  • 水中ポンプリース料金
    ※導入に必要な専用フランジ付きサクションホースなどの費用はランニングコストの比較に含まれておりません。

京都府木津市のため池での事例

工事名木津東バイパス女子谷池地区改良工事
発注者国土交通省近畿地方整備局様
施工会社株式会社仁木総合建設様
  • 小型のバックホウと作業員6名で設置作業を実施しました。
  • φ100mmの装置を人力にて運搬し、設置し、サイフォンの原理による排水を実施いたしました。
  • サイフォン延長80m、水頭差(落差)10mという条件で、毎分1.7㎥の排水量が確認されました。(100mm水中ポンプの排水量は1.0㎥)